男女平等についてのもやもや

こういうことがあった.
 
新しく女の先生が近々着任されるというタイミングだった.
学内の何かの立食パーティーでその話題になり,かなり位の高い人が「優秀な人だから尻に敷かれたらいいんですよ」と言う.
 
私は,こういうことを言う人が信用ならない.一見すると女性差別しないことをアピールしているようだが,実は「女は黙っとればいいんだ」という本音を無意識に隠そうとしているような気がしてしまう.あるいは,女性を宣伝の道具に思っているようでもある.もう少し穿ってみると,男女平等というより,女性崇拝に近い考えを持ち,職場の女性に母性を求めるような傾向も感じる.いずれにしても,一人の同僚を迎えるための心構えとしては色がつきすぎなのだ.
 
表題のもやもやはもっと他にもあるが,他の機会にぼちぼち書いてみたいと思います.