女子会

駄言辞典」という本の紹介:
https://youtube.com/watch?v=f7qHWVR76kw&feature=share

ポリコレ的にまずい言葉が列挙されている本らしい.10分30秒くらいの所で「女子会」って言葉も要注意だということに言及されている.

 

「『女性は若い方が良い』という価値観の押し付けになる」という理屈自体はまあ解る.解るのだが,女性自身が「鬱陶しい男は抜きにして,“女の子”だけで楽しみましょ.そうしましょ.」と言い,周りの男性は「いい年こいて女“子”かよ」と心の中で毒づきながらも,その図太さに一種の畏敬の念を覚えながら「女子会ですか,結構ですな.」と調子を合わせる,という構図が続いているとばかり思っていた.

 

「女子会」という言葉の起源を検索してみたらSPAの2011年の記事が出てきた.
https://nikkan-spa.jp/3080
へ~,最初は読モが言いはじめ,何となくおしゃれなイベントと言うイメージができたというわけか.そこから,10年で価値観が「アップデート」されたらしので,ジェンダー偏見まみれのおっさんもその新しい価値観をインストールせねばなるまい.

 

妻に意見を求めてみたら,特に強い主張は聞けなかった.その代わり,「成人女性のことも『女子』と言うようになったのは,25年前くらい(90年代後半)だと思う.」という証言が得られた.メディアが女性を持ち上げるために若いことを意味する「子」をつけ始め,それにまんまと乗せられたのが当時の女性だね.